看板は良かったけど、話が広がらなかったというお話。

先日の2/6に、横浜市の大口で行われている「大神開運祭」に占い師としてブース出店させていただきました。よい看板をつくることはできましたが、まだまだ修行が足りないなあという話をします。

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リアル会場で占う機会はこれで二回目です。前回の記事はこちらで、同じイベントにまた参加させていただきました。

看板やフキダシ型PRカードは好評だったです

今度はちゃんとクロスも用意し(自分で縫った)、釣銭も用意し、さらに写真のような看板もつくりました。これは卓上カレンダーの部品を利用して、自分でつくりました。

看板は10分ぐらいで作ったんですけども、シンプルでメッセージがずばり伝わりやすいかなと思って気に入っています。こういうのは使ってしっくりこなくなった時にまた作り直せはいいんです。
さらにうまく出来たかなと思ったのは、写真のフキダシ型質問例ですね。

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これは、Illustratorでつくって厚紙にプリントしてカットしてつくりました。
会場でもみなさん、すごく興味深そうに見られてました「なにこれ〜」って(笑)。

例をパッと表示することで「悩みを思い出す」かもなと思い

見た目も面白いかもですが、そもそもこんなのをなんで作ったのかというとですね。
例示があると、人の気持ちを動かせるかなと思ったからです。

本業でもチラシつくったりするので、いつも「どういう文言、演出にしたら人がこのイベントに興味持ってくれるかな?」とか、「このチラシを見たことでどうアクションを起こしてもらおうか」と考えているのです。
なので、このフキダシも、これを見た人がアクションを起こせるようにと思ってつくりました。

つまり、ご自分のお悩みを「あっ! そうだアレ聞こう」って思い出してくれることです。

おかげで、今回は、ご自身の飼っているネコの気持ちを聞こうという方がいらしっしゃいましたし、
意図が通じたように思います。

そんなわけでこれはすごくよくできていると思うのでまた次回もつかうとして…。

そして、占っているうちに「どうも話が広がらない」と首をかしげることに

お悩みがない方には、やはり「今年の運勢など占います」でいこうと思ったんですね。
前回のイベントの時には梅花心易でやっています。今回は花札にしました。

現状と夏の終わりごろ、年末ごろと3枚引きを基本に占うことにしました。

で、何人かありがたくお越しいただき、今年の運勢を…と占っていきましたら、なんか話が広がらないのです。自分も最初のうち「アレッ?」と思ったのですが、気づくことができず。
昼を超えたあたりから「なんか占いしてて話が広がらない」ということに思い至ったのです。

まずカードが少ないことと、何の運勢か絞り込んでいないこと。仕事運とか金運とか恋愛運とか、それぞれカードで引いても良かったのに。ちょっと漠然としすぎていたこと。
それからもちろん自分がまだ経験が少なく、語彙力が足りていないこと。
さらに大きかったのか、自分がメモとってなかったこと、です。

鑑定書的なメモは、お客さんにお渡しする意味もあるし、自分が情報を整理する意味もあった

前回の梅花心易の時は、立卦したものを図解する必要があるので、必ず全員に紙に書き込んだものをお渡ししていました。そうして自分で情報を書き込むことによって、お客様のお名前も間違えないし、いただいたご相談の情報整理ができるんですね。

そう、わたしは普段はメモ魔なのに。なんでそれを失念したのか……(!)

他の占い師さんで、鑑定書的なものお渡ししてる人少ないし、そんなもんだろと安易に思ってしまったのがいけなかった。他人は他人、自分は自分です。
藤井シクロは、紙にメモらないといけない占い師だったみたいです。

次回は、必ず何等かの手段でメモをとろうと心に誓った次第でした。

話に広がりを持たせるには……

で、今回もお隣に先輩占い師の方がいらしていました。カードリーディングとして、ルノルマンカードやオラクルカードを何枚かずつ引いて、並べてリーディングするというやりかたです。

あっ、なるほど~。と、藤井は思ったわけです。

いろんなカードを使うことで、いろんな視点を入れるってことですよね。
違う角度から、お客様のお悩みなり運勢を判断することで、話も広がりますし、視点の違う言葉で説明することもできる。
わたしが花札オンリーで話が広がらないのは、単純にわたしの実力不足なんですが(笑)、なるほど手数を増やすことで広がりを持たせるという解決策もアリだなと思いまして。

さっそく真似してみました(笑)

リアルの占いの機会は本当に勉強になります。
またぼちぼち出店したりして、修行を積みたいと思います。