初心者占い師が、初めて対面占いをやってみた話(実占編)

先日のハロウィンの日に、イベントで初めて対面占いをした話です。持って行ったツールの話が多かったので、前回その話を書きましたので、今回は「実際に占ってみた」の話です。


参加イベントの性格に合わせて、お題を「年末までの運勢」に

参加したのは、ごった煮イベントでして。つまり「占いを目的に来場する人はいない」という場です。
こういう場で「お悩み相談、受け付けます」がウケないことは分かっていました。

ですので「年末までの運勢占います」にしてみました。お悩み相談も有りにしつつ、気軽に占ってもらおうと思えるようにと思ったのです。

自分があまりお悩みが無い方なので、「お悩み相談受付ます」と言われると、「うーん、何か悩みってあったっけ?」てなるんですよね。そういう方にスルーされてしまうのはもったいないので。年末までの運勢、と分かりやすいお題を掲げることにしました。

10名見て、お悩み相談は2名

そんなわけで、結果的にはほとんどの方が年末までの運勢でした。そして、日常生活のご相談が2件。

みなさんに気軽に立ち寄ってもらえてよかったです。
梅花心易ですので、立卦したものを説明しながら書いていくと、皆さん易占が物珍しいようで。みなさんすごく喜んでくださいました。

それから、占って説明しながらお話していると、当たってない風のアクションをされる方はごく少数でした。

わたしが説明をしていくと「ああ、そうそう」とうなづいてくださいまして。
良かった、当たっている…と確認しながらの対面占いとなりました。

他人を占うと、やっぱり当たりますね(笑)

すごいシンプルな感想なんですが「他人を占うとやっぱり当たる」ということが分かりました。

ほんとに初めての対面で占った方は、口数の少ないお静かな方だったんですが、わたしが卦の説明とともに現在の状況などをお話したところ、何か思い至るところがあったようです。
まだ必要最小限のことしかお話していない段階で、「次はいつここに来るの?」と聞かれて、また先のことを知りたいと感じられたようでした。(ありがたい話です)

プライバシーにかかわることなので、どういった内容かは伏せますが、わたしのお話した状況について「あっ、その通り、ヤバい。そろそろどうにかしなきゃ」と思われた様子でした。

対面ですと「今、○○という状況のようですが、どうでしょう? お心当たりはありますか?」ってお聞きしながら段階を踏んでお話を進めていけるところがいいですね。

メールなど使うと、筋の違うことを延々と話してしまうこともありますし。確かめながらお話できるというのは何よりも助かります。

やっぱり、そのことを自分で確かめられただけでも、参加してみてよかったです。

半年に一度なので、次回も参加させていただこうと思います。

占い師的に、まだ語彙が少なかった

反省点としては、すこし重ためのご相談がありまして。

土ムーブより水ムーブの方がいいですよ、という話をしようと思ったんですね。
でも、わたしの中にまだ語彙が少なくて、うまく言語化できなかったんです。

それが心残りで、反省するところでした。

「あるがままでいい」としか言えなかったんですけど、たぶん「あるがままでいい」なんて言葉、数百回も聞かされているんだろうなと思いました。自分、言いながら、そう思いました。

土ムーブから水ムーブ。うーん、こだわりを捨てるというか、もっと「まあいっか」の気持ちを持つとか。
トラブルが起こることを極度に恐れないとか。
そんなようなことを言いたかったんですけど、不用意に言うべきでもないというブレーキも働き、
うまい説明ができなかったですね…。

というわけで……

対面占い、たった5時間ぐらいの短い間でしたが、10名もの方(わたしにしてはとても多いです!)にお越しいただいて、ほんとうに経験になりました。

自分のもっていったツールがうまく機能することも分かりました。
(ちなみに、用紙や万年筆やダイスなど、ツールのことをお褒めいただく機会が多かったです。自分で作っているので、占いと占う人(わたし)とツールがすごくマッチしていると言われました)

でも、前述のとおりやはり、まだまだ語彙が少ないです。
なんて言ったら伝わるだろう、、と思っているうちに時間が過ぎてしまいます。
一朝一夕では身につかないものです。当然ですね(笑)。

要修行です(!)