仕事出張からの、しまなみ海道エクストリーム観光してきました。

先日、高知で仕事がありまして行かせてもらう機会があったのですが、それが金曜日だったので、土日は観光して帰ることにしたのですね。そうしたらそれがけっこうなエクストリーム観光になったので、その記録を紹介しようと思います。また占い的にも、方位作用があったのかどうかを振り返ってみます。

てなわけで、本日の記事は、ほぼ旅行記です

まず、いちばんの目的は「尾道の渡し船」でした。

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これにどうしても乗りたかったんですよね(理由は後述)。
なので、ここを通って福山から新幹線で帰ることにしました。
あと、サブの目的として、しまなみ海道を通って、ちょこっとサイクリングしてみたかったんです。それかせ梅雨で雨の時期だったので、いろいろ期待はせずに現地で決めようと思いました。

結局、細かいことは決めずに宿だけとって、その場の雰囲気やノリで動いたんですが、それが正解でした。

せっかく四国に来てるのに、というのはあったけども、正直、四国にあるものに強い興味が湧かなかったので、「今、行きたい」を、重視して、しまなみ海道からの尾道ルートを選ぶことにしました。

(ちなみに高知のことに関しては、まるまる総研の方に書きたいと思います。こちらは旅行の話のみです)

実際のルートで決めたこと

高知からは土讃線に乗って、香川のほうに出て、多度津と言う駅で乗り換えて今治に出ると言うルートが1番早いので、それを選ぶことにしました。四国って公共交通機関を使おうと思うと、真ん中をつっきるルートが一番早いんですね。今回初めて知りました。

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今治から1番手前の大島であれば、バスで30分位で着くようなので、そのルートを取るとして。

もし晴れていて余裕があったら自転車乗っても、いちばん手前の島なら何とかたどり着けるだろうと思い、大島の中心街っぽいところに宿をとりました。

(コンビニがあったので中心街だと思ったんですが、中心街といえるような町並みではなかったです(笑)なるほど。勉強になりました…)

3日目は適当に島を渡って、尾道渡船の発着場にたどり着けばいいかなと思いました。

で、実際どうしたか、というと……

エクストリーム① 早朝、桂浜

1日目、夕方から夜にかけて、商店街のことで講演をさしてもらって。その後ひろめ市場で懇親会に招いてもらって高知の皆さんにすごく親切にしてもらって。それで、あまりにさくっと高知を去るのもなんだなと思い直し(笑)、翌朝、いきなり桂浜行きました。

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前日は雨が降っていたので、翌朝雨が降ってない状態で桂浜に行ったのは結構良かったです。
何が良かったってバスに乗りながら片道30分、高知の住宅地を眺めることができたからです。

わたし車窓を眺めているだけで、全然ヒマしない人なので。こういう街並みなのか~などと、楽しませていただきました。

で帰ってきて、ホテルをチェックアウトして、高知駅でお土産を買いまくり。予定通り土讃線に乗って今治を目指します。

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特急に乗りながら、地元の商店街で買ったお弁当と、おこわおにぎり。昨日飲み切れずにいただいてしまった「美丈夫」をいただきます。
ガラスコップは持参したものです。このガラスコップ、ほんとうに持参して良かった。旅行に持ってきて良かったもののベスト3に入る愛用品ですね。

「田野屋塩二郎のシューラスク」は、高知の皆さんに「これだけは絶対に買って帰れ」と言われたもので、爆買いしました(笑)。とても美味しいです。毎日ポリポリ食べました。

途中、香川に天空の鳥居とかいう眺めの良い神社があるようだったので、行こうかどうかもあったんですけど、まぁ桂浜行ったので時間がなくなったので、とりあえず香川ほんとに通過です。

今治に着いたのは、ちょうど午後3時位でした。

エクストリーム② しまなみ海道8分の1サイクリング

雨も降ってなかったので、よし、と今治の駅前にある公営のレンタサイクルを借りることにしました。

このステーションでは電動アシスト付き自転車は貸してもらえなかったので、普通のママチャリを借りました。

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狙ったのは、ちょこっとだけ・しまなみ海道サイクリングです。

今治から来島大橋を渡って、大島に渡り、すぐのレンタサイクルのステーションに自転車を返すということで、しまなみ海道全行程70キロのうち15キロ位を走ることができるんですね。

なんちゃってサイクリングです。

これはぜひチャレンジしようと思ったんですけど、問題はその大島のレンタサイクルステーションが5時に閉まっちゃうと。今3時です。2時間で行かないといけなかったんですね。

行けるかなぁとちょっと不安になったんですけど。まぁせっかくだしと思って敢行することにしました。

ちなみにレンタサイクルのステーションが閉まっていたら、1日延長して+ 3000円払って翌日返しに行けばいいと。そういうことなら、まあそれはそれでいいかとも思いまして、とにかく自転車に乗りました。

今治から来島大橋までの道のりが結構暑くて湿気もすごくて、結構地獄だったんですけど。(※後述しますが、本格的な暑さ到来前でしたので、まだ我慢できました)

とはいえ、来島大橋まで出てしまえば、いやもう、なんか最高の景色でしたね(笑)。

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瀬戸内海の小島を見ながら、まっすぐひたすら橋を渡るだけなんですけど、いやめちゃくちゃよかったです。ほんとに良かったです。

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夏本番が来る前だったんで、30度弱位だったんですよね。気温が。だからまだ我慢できたし、暑いけどめちゃくちゃ楽しかった。

で、結局無事に大島のステーションに自転車を返しまして、近くのバス停まで歩いて宿のほうに行くバス乗って2日目終了です。汗だくです。

エクストリーム③ バスの待ち時間に観光

で、宿ついた後、何も考えてなかったんですけど。田舎なのでバスの本数も少ないし、1つ逃したら致命的なことにもなりかねないので、まぁ時刻表とにらめっこしながら次の日にどうやって向島の船着場までたどり着こうか考えました。

しまなみ海道の島はですね、行ってみて初めてわかったんですけど、自由に動ける「足」がないと、いろいろ見て回るのはなかなか難しいんですね。自転車かバイク、そして、車で来るところだったですね。公共交通機関ではいろいろ見て歩けない。

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なので、仕方ないので、島と島をつなぐバスを乗り継ぎながら合間で観光することにしました。

最初大島からバスに乗って、大三島の因島大橋のところでバス降りました。ここから乗り換えるんですけど、その間に因島大橋の展望台を見たり、お買い物したり写真撮ったり1時間位でちゃちゃっと済ませました。

展望台に行くのに、坂道を歩いて登ったのは、結構辛かったですけどもよかったです。

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公共交通機関を使ってるのでこれぐらいが限界だと思うので、チャチャチャといろいろできてよかったです。1人だからさくっと決めてさくっと動けるところがあって。エクストリーム観光は、そりゃ1人の方がやりやすいですよね(笑)。

ちなみに歩き回るときは、躊躇なくコインロッカーに荷物預けてます。荷物があることで重たいし相当なストレスになりますからね。

ここは躊躇してはいけないとこです。エクストリームするなら。

旅の目的とも言える「尾道の渡し船」

冒頭に書いた通り、尾道の渡船にどうしても乗りたかったんです。

なんでかって言うと、教育テレビの0655というミニ番組に「尾道の渡し船」という歌があって、それがすごくいいんですわ。

フォーク調の歌でのどかな感じで。その歌を見たときからずっと、乗ってみたいなと思ってたんです。

バス停を降りて歩いて、とうとう着いたと思ったら、風景はあまりに日常で。観光客らしく、バシバシ写真を撮っていたら、郵便配達のバイクのお兄さんが何食わぬ顔で船に乗っており。他乗客は私しかいなかったんで、慌てておじさんにお金を払って(100円)乗りました。

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めちゃくちゃ感動しました。涙出ました。

これは言葉では説明できないナニカでしたね。

テレビ見ていいなぁと思った場所にリアルに来るっていうのは、そこでしか味わえない空気があるんですよ。胸がいっぱいになりますね。

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最後にエクストリーム観光でなく、尾道の坂道を上る

旅の目的も得たので、ちょうどお昼時だったので、尾道でご飯を食べようと思ったんですけど、尾道のまちは観光地観光地していて興味がある店はなかったんですよね。それで適当に歩いて、地元の人しか来ないようなタイプのお好み焼き屋さんを発見したので、ここにしようと思って入ってみました。

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オヤジさんが1人でやってる店で、広島風お好み焼きを作ってもらいながら、いろいろお話ししてくれました。

観光で来たという話をすると、この魚を食べるといいよとか。尾道観光のお勧めをしてくださって曰く「尾道なんか、山に登って海見ながら降りてくるぐらいしかすることないよ」と言われ。その通りだなと思って笑ってしまった。

で何か教えてもらった中に、音がする岩があると。山登ってから下ってくる途中の道にその岩があるから、備え付けのハンマーじゃなくて石で叩いてみるといいよ、と。ポンポン音がして面白いよとお勧めいただいたので。じゃあ行ってみようかと行くことにしました。

尾道にはロープウェーがあるんですけど、わたしは路地裏を歩き回るのは結構好きなので、とりあえず商店街のところから適当に細い道を上がっていきました。

もし新幹線で帰る時間決めて指定席を取っていたら、何分までに駅に戻らなきゃと、それこそエクストリーム行程になるんですけども。繁忙期でないし別に自由席で帰れるだろうと思いまして。何もチケット取ってなかったんですね。なので、この旅行では最後に。ぜんぜん時間を気にせず、のんびり坂道を楽しむことにしたのです。

が、“のんびり”は無理でした。えらい勾配の坂道なので、あっという間に汗だくです。いや、こんなに勾配がきついとはもう知らなかったので、ゼェゼェ言いながら登りました。

親父さんがいっていたポンポン岩ってどれだよ、と思ったら「鼓岩」というものなんですね。叩くと不思議な共鳴をするというものだそうなんですけども、ありました。

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叩いてみたけど、音はせず。付近で小石を探したんですが、無く。ううーん、また次回に小石を持参してチャレンジかなと思いました(笑)。

まあそんなこんなで、尾道はやっぱりこの光景ですねということで、坂道を降りながら、風景を楽しみつつ。尾道から福山に出て、横浜まで戻ることになります。

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占いの方位作用の件

気学の方位作用が出たかどうかの話をしておきます。

この場合、月盤で見るか、年盤で見るかというところがあります。横浜から四国方面への移動は、年は三碧中宮なので、行き五黄・帰り一白です。月盤は一白中宮なので、行き三碧・帰り八白です。

飛行機の席番の数字とかに出たりするらしいんですけども、48なのであまりしっくりこない数字でした。

もろもろ、実は方位作用的なものを感じなかった旅行だったんですが、ひとつだけありました。

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尾道で細い路地裏を歩いていたら、あまり人が歩かない方に迷い込んでしまって。それで、子猫の死体を見てしまったんです。五黄の象意ですね。

なんか尾道は「猫の街」でPRしているようで。猫をたくさん見かけましたが、でも何頭かはものすごく痩せ細っていたり、毛が抜けて見るからに不健康そうなやつがいて。んん~? って思いました。

一説によると尾道には200頭ぐらいの猫が生息しているそうなので。数が多ければ、割合では少ないはずの不健康な個体も目につくようになる、ってことですかね…? わたしは猫好きではないのですが、道端で死体とか見ちゃうとちょっとね…心配にはなりますね。

まとめ

そんなわけで。一人旅するなら、ぜひエクストリーム観光を(笑)。というオチです。

宿だけ決めて、交通機関を自由にしとくのがオススメ。しまなみ海道なら、レンタサイクルもあるからちょこっとだけサイクリングもできます。

ほんとうに満足度高い旅を楽しむことができました。ひとり旅もとてもよいですね。