息子が壁に穴をあけた話

中二の息子が壁に穴を開けてしまったんですよ。
賃貸マンションの狭い家の、薄い壁なんですけどね。
わたしはその瞬間を見てないんですけど、彼のこぶし大の穴が開いていて、中のボードまで割れてました。結構な力がないと、こうはならないのかなあと言う穴があいていました。

別に大喧嘩をしたとか、家庭内暴力があったとかそういうわけではなくて(笑)、
彼は学校から帰ってきて、何かガンダムのアクションゲームをやっていて(バトルオペレーションとかいうやつ)それでボロボロに負けて、頭に来てフッと立ち上がって、後ろにあった壁をどーんと叩いたら割れちゃったそうなんですよ。

息子曰く、壁を壊す気はなかったんだと。
ただ頭にきたので腕を振ったらそれがたまたま壁に当たって、穴があいたんだそうです。
とはいえ、中の石膏ボードまで割れるぐらいです。
けっこうな衝撃があったのじゃないかと思いますし、ダンナと二人して息子が実は大怪我をしているんじゃないかと心配してしまいましたが、特に何もなく、息子もぴんぴんしています。

彼は、軽く叩いただけだって主張していましたし、たぶん本当にそうだったんだと思います。

息子のそんな様子を見て、わたしは「あーなんかこういうことあるよね」と、なんとなく理解しまったんです。
前置き長かったですけど、今日はそういう話です。

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武道の世界でもそうらしいです

たぶん、変に力を込めていなかったからがゆえに、穴が開いてしまうほどの威力になってしまったんじゃないかなと思うんですね。

武道家の甲野善紀さんの本で、読んだのですが、
殴るぞってパンチするよりも、ふっと振り返ったときに当たる肘打ちの方が威力が高くなることがあるんだそうです。うまいところにヒットしてしまうというか、技として洗練されているそうです。
力んでいないから、純粋な力が集中するということなのだろう、とわたしは理解しています。

何か新しいことをするときに、足踏み出す前に考えすぎちゃう人と同じ ?

で、これって、何か新しいことをするときに、足踏み出す前に考えすぎちゃう人と同じなのかなあと思ったわけです。
純粋な推進力として考えてみると、
「さあー!やるぞー!」って進もうとする時と、何も言わず何も考えずにさっと進むのとを比較すると、絶対後者の方がうまく進めると思うんですよね。

なぜかというと、意気込むと、意気込んだ分だけ力が無駄に使われてしまって、推進力が分散されるからです。

これって、占いの世界でも、すごくよく言われていることなんですけども。
新しい環境に踏み出せないのは、力んでるからだっていうやつですね。
力み過ぎるのもよくないし、気にしすぎるのもよくないってよく言いますよね。

現状を打破したい、と思ったら、ある程度「気にしない」ことも必要

「気にしすぎると前に進めない」って、みなさん頭では分かっているとは思います。
それをもう少しかみ砕かないと、腑に落ちてこない思うのでもっと丁寧に説明しますね。

気にしすぎると前に進めないのは、
前に進むために使うべき力を「失敗しないようにしよう…」と気にしてしまって、別のところに無駄に力を消費しちゃうからなんですよね。そうしているうちに力が無くなって進めなくなるってことなんですね。

現状を打破したい、と思ったら、ある程度「気にしない」ことも必要かなと思うんですよ。
「とりあえず四の五の言ってないで、やってみよう」
というやつです。

気にしすぎると、せっかくの推進力を無駄に使ってしまうことになります。

あなたが前に進めないのは「決して力が無いわけではなく、力が漏れているからなのだ」
と、藤井シクロは思います。

壁を壊そうとせずに、壁を壊そう

というわけで、結論。

やりたいことがあったら、まず、あんまり物事考えずにやってみるというのも手ですよ、ということです。
それは考えすぎちゃって、動けなくなったりすることを防げますし、
行動した時に、自分の手を壊さないようにするためにもなるはずです。

うちの息子も、たぶん「壁を壊してやる!」とか「壁を壊すかもしれない」なんて考えながら壁を殴っていたら、自分の手を壊していたでしょうし。

壁を壊そうとせずに、壁を壊す。

そういうことなのかな、と思っています。 

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