やっぱり人間、生きるにあたっていろいろなこと試して動いてみなきゃダメなんだと最近思いますね。生ものは腐るじゃないですか。人間も腐るんですよね、ずっと同じところに居ると。腐るってどういうことなのって掘り下げちゃうとまた別の話なんですけども。腐る=ダメになっちゃう、ということで考えていただいて。
衝動的にこんな絵を描いたんですが(笑)。
家でのんびり暮らしている人がいたとして。
外に出ると犬に噛まれて怪我をしたりもするので、短期的には損なんですけども。それを何回かやることで、犬から逃げたり、犬に噛まれない技を学んだりできるので、外に出て暮らすことができるようになるわけです。
でも、外に出て犬に噛まれるのが嫌だから、家の中でずっと暮らすことを選んだりすると、
短期的には噛まれずに済み、お得なんですが、しかし。
ずっと家の中で、変わらない生活をするしかなくなるんですよね。
この左の人は、犬を避けて家の中だけで長く暮らした分、外に出るのが難しくなる。
人生の選択でしょ、と言ってしまえば、まあその通りで。
別に家の中で暮らせるならそれはそれでいいんじゃないの? とは思うんですけども。
やっぱり「いろいろできる」方が人生は楽しいと思うんですよ。
変わらないって、つまらないし、退屈だし、大変ですよね。
わたしは、家の中にずっと閉じこもっていたら発狂してしまう方の人間なので。
「怖いから家の中に居たい」という気持ちはほとんど分からず。
そりゃ怖いかもしれないけど、そこに居続けてもぜんぜん面白くないじゃん、って思う方ではあるんですよね。
そう考えると、わたしの考えを裏返しにしてみれば。
「外での怖い体験を避けることの方が、面白い体験をするよりも大事だ」という人がいるのも分かる気はします。
外に出て犬への対処方法を学び、怪我しなくなった人の方が何も問題ないし、楽しい人生送ることができそうですけど。みんながみんなそれをできるわけでもないですからね…。
そんなことを、最近はぼんやり考えています。