初心者占い師が、初めて対面占いをやってみた話(準備編)

先週のハロウィンの日に、イベントに出店させていただき、初めての対面占いに挑戦してみました。
またひとつ経験を積ませていただきました。
話が長くなってしまったので、前後編で今回は準備編です。何を用意して持参したかの話。

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本業でお世話になっている某所某イベントにて、主催者様ご好意により出店させていただくことになり。
自分なりにいろいろツールを考えて、いざ出陣しました。

藤井シクロは、メールやTwitterなどでは占わせていただいて(あと最近、ココナラもすこしずつご依頼が入るようになりました)非対面は少しずつ経験を積んでいるのですが、対面占いは初めてです。

何はともあれ対面が一番経験になると以前から思っていましたし、対面で占いできる機会があればぜったいにやりたいと思っていたので、本当にありがたい機会でした。

会場にはもうお一人、マヤ歴で占う方がご一緒するので。命術ですから卜術とは被りません。
よし、と。今のところ一番しっくりきている「梅花心易」でいくことにします。

まずは対面占いなので、ダイスを用意しました

梅花心易は、日時で出したり数字を言ってもらって卦を立てたりするのです。わたしも普段は占う日時で立卦しています。
ただ、イベントの時はそれをやると、連続した人みんな一緒になっちゃいますので、
今回はダイスを使うことにしました。

占いの現場の図

8面体と6面体ですね。

易の卦が書いてある易ダイスみたいなのもありますけど、わたし占い始める前から8面ダイス普通に持ってた(笑)ので、それを使います。梅花心易はもともと数字を8で割って余った数によって卦を決めるんですけど、その数字に充てて読んでいます。

8面体の赤いのを上卦、青いのを下卦で読むことにし。
6面体で変爻を見ることにしています。

占い結果を紙に書いて、それをそのままお客さんに渡せるように

それで一番こだわったのが、立卦を書き記す用紙ですね。
自分で書きこんだあとに、お客様にお渡しできるように工夫してあります。

サイズはA5なんですけども、これを4つ折りにしてポケットにしまって持ち帰れるようにデザインしました。
男性はバッグを持ち歩かない方も多いので、ちょっとお財布にしまえるように、持ち帰りやすいようにつくってみました。
4つ折りしたときに、藤井シクロのWEBサイトと連絡先が外になるようにちゃっかり配置してみたり(笑)。

で、一番の工夫は、卦をあらかじめ用紙に書いておいて。
これとこれですよ、と分かりやすく○をつけることができるようにしておいたことです。

咄嗟に言葉が出てこないことを想定し、用紙にすでに64卦書いておく

お客さんを前にしてパニクって、卦が頭から出てこないとか有りそうじゃないですか(笑)。
それでアンチョコ代わりに、すでに紙に書いておくことにしました。
「ああ~、水とね、火が出てますね~」とか言いながら、 坎と離に○とか付けちゃったりしながら「既済だな」と確認できるようにしたわけです。

とくに周易がね、64卦の意味は頭の中に入ってるんですけど、お客さんを前にワタワタして、すぐに卦の名前が出てこない場合があり得ます。(自分を信用していないのですw)
それで、さりげなく出た卦がすぐにわかるように全64卦の表をつくりました。

これ、自分のためではありますが、お客様のためでもあります。

お客様が藤井から占いの結果を聞いている時に「この占い師、なんでこんなこと言い出すんだろ?」と思うはずなんですね。
そう思った時に卦の説明をある程度しておくと「ああそういうことなんだ~」って、なんとなくご理解いただけると思ったわけです。

あと、易占いする占い師さんがの人口が少なそう、という思いがあり(わたしは正直、見たことないです)
こういうのが易占いなんですよ~、というのを知ってもらおうと思ったんです。

この64卦書いておいたのは本当に大正解でしたね。
後編で少し触れますが、実際に、初心者占い師すこしアタフタする局面ありました。
この用紙を工夫していなければ、乗り切れなかったですね。危なかったです…。

そして、用意するのを忘れたもの

これはね、看板ですね。小売店でいう「POP」というやつです。
ほんの簡単なものでもいいので「○○の占いやります」と分かるものを予め用意しておけばよかったです。
とくに今回出店したのは「占いのイベント」ではなく、いろんなことやってる人がいるイベントでしたので、看板も何もなければ、自分が言葉で売り込まねばなりません。

一般的な占い師さんってたぶん口頭で売り込みしてるような気がしますが、
わたしは小売業の世界からやってきたので、看板ぜったい必要だと思いました。
しかたないので、この日は途中で自分で余っている紙に書きました。

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実際にその場で書いたものです。A5サイズ。
次回はちゃんとIllustrator使って、つくります…。

ささやかなやつでいいので、
 ①どんな占いをしているか
 ②何を占ってくれるのか
……が分かるものがあった方がいいですね~。その看板が、さりげなく営業してくれますから。

あとですね、もう一つ持っていくのを忘れたもの。

それは……釣銭です(!)

ワンコインだったんですが、500円玉ぐらい用意していこうよ自分。
すっかり忘れていました。
本業でも似たような機会あるのに…。慌てて近所のコンビニで崩してきたんですけども、帰ってきたら初お客さんが待ってました。

……そんなわけで、次回の後編に続きます。