シンプルすぎる命題ですけど、これが気にならない占い師はいないと思います。
シンプルな話題なので、シンプルに書きますね。
卜術で占ったときに「これから悪いことが起きそうです」という結果が出たとします。
そうした時に、それって避けることができるのかな、どうなのかな。すでにひどい目に遭うことを含めて運命が決まってしまっていて。それを占いで見てるだけなんじゃないかと思ってしまうことがあるのです。
占ったことで、その未来に固定されてしまうような気分になるのです。
でも、よくよく考えるとそれって違うはずなんですよね。変えられないはずがない、んです。
自分の経験からしてもそう思うんですよね。
変えられないのは、自分自身が「そうなるんだ」ってその悪い結果を選ぶから、だと思うのです。
最近はそういう考えになっていて、未来を変えられないという考えを否定するようになりました。
未来から飛んでくるトゲトゲボール
例えば、ですよ。
未来からトゲトゲボールが自分に向かって飛んでくるのを、占いで「見た」として、ですよ。
普通に「トゲトゲボールがくるよ!」って分かれば、ひょいって避けられますよね。
理論的には、未来からやってくるトゲトゲボールが見えてるのに当たってしまうのは、
見ないフリしていたとか、
見えてたけどウッカリしてたとか、
見えてたけど敢えて当たってみた、とかだと思うんです。
ほら、避けられたんだけど、自分が避けたら自分の後ろにいる人にトゲトゲボールが当たってしまうので、敢えて当たった、とかもありそうだし。
どっちにしろ。見えてて、避ける気があったら、かわせるはずですよね。
まあ、占いの精度が低くて、どこからどうトゲトゲボール飛んでくるか分からなかったんで、うっかり当たったとかもありそう。
ほとんどはこのパターンかもですね。
とにかく、きちんと見えてたらかわせるはずです。
占いの精度を上げていかなくてはなあと思う次第ですね。
避けることができたら「占いが当たらなかった」になる?
あともう一つ言及しておくことは、つまるところ、
トラブルを避けることができた → トラブルが起きるという占いが、外れたように見える
……ということであり、
トラブルを避けることができなかった → トラブルが起きるという占いが、当たったように見える
ということになんですよね。占いの当たりはずれにも影響してくる。
でも、これって、トラブルを避けることができた方がいいじゃないですか。普通に考えたら、の話ですけど。
占いが外れるって、占い師にとってはよくないことですけど、
ご相談者にとってはトラブルを避けることができたのならいいことですもんね。
自分の考え方を整理するようなブログになっちゃったですけど、
占いは当てていきたいし、ご相談者様に快適な人生おくってもらいたいですし。
わたしは積極的に、トラブルを避けることをお勧めしていこうかなと思います。