書初めとキノコの話

独学なのですが、書を書くのが好きで。毎年きちんと1月2日には書初めをしています。
ここのところは占い師になったのもありまして、毎年ひとつ「易経」の中からひとつを、今年のテーマとして選んで書いています。年末にけっこう悩んで、「震」にしようと思っていたのですが、やっぱりやめてこちらにしました。

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雷火豊、ですね。

とにかく勢いがあっていろんなものがワワワッと盛り上がる1年に出来たらと思いまして。あえてこの「豊」にしました。
年末は、まだまだ盛り上がる時期にはないというか。まだまだいろいろチャレンジする時ではないかと思っていたんですが、

わたし、放っておくと毎年挑戦してしまう(!)んですよ(笑)

その自覚はありまして。
さすがにそろそろ毎年挑戦するする言うのは何がアレだなと思いまして。
あえて「豊」にしたんですよ。

豊は、植物が盛り付けられた皿で、しかも一本足の皿を示していると言われています。
火風鼎は三本の足がついている鍋ですから、こちらは安定しているんですけども、豊はパァッと盛大に盛り上がったあとはすぐ傾くぞということも含んでいる卦です。
(※豊は一本足の皿って話、出典不明でした。誰かの説かも)

まあ、すぐ傾くぐらい勢いよく、気持ちよくパーリィタイムした方がいいなと。
現在のわたしは思ったわけです。だから豊。

書体は隷書で書いています。
隷書、かわいくて大好きです。

今年で6年目ですので、6枚分の卦がたまりました。
64卦あるから、全部揃えようとすると、あと58年かかりますね。普通にやったら死にますね(笑)

話変わって、キノコ

占いのために育て始めたキノコですが、
めちゃくちゃハマッてしまって。
きのこ氏、きのこ氏と、毎日せっせと霧吹きして育てて、
楽しく収穫して食べました。

でも、我が家ではキノコ人気がなくて、もっぱら食べているのはわたし本人です。

というわけで、年始は書初めしてキノコを育てていた、というオチもない話でした。