ありがたいことにお客様からご相談がありましたのでご紹介いたします。
資格試験にご挑戦されているけれど、このまま進んでよいものかどうかというご相談でした。周りのことも考慮できて吉凶がはっきり出る梅花心易で占わせていただきました。
さて、このまま進んでもよいのでしょうか、どうなのでしょうか……?
人は人生の中でいろいろな選択をします。自分が行った選択について悩んでしまうこと、どなたにもあるかと思います。
このまま進んでよいのか? 考え直した方がよいのか?
今回は、梅花心易で占わせていただきました。
このように、基本的にデジタル手書きでご報告させてもらっています。
「ここがこうなっているから、こう判断しました」と、理由が分かる方がお客様にとっても良いかなと思いまして、この形にしております。
ご相談
現在ある資格試験に挑戦中。前段になる資格を持っているが、現場ではまだ仕事等に活かせていない。
このまま資格試験に時間とお金を使い続けて良いのか悩んでいる。(別の道があるのかどうか)
このまま進んで良いのかどうか。
(※ご相談者からいただいた文章そのままではなく、簡潔にさせていただいております)
お答え(藤井シクロより)
→その資格を取ったこと自体はすごく良いことだったようです。
ハクがついたり、その資格をきっかけに学べたことや、誰か目上の人や上司(?)によくしてもらったりとか、あなたの力になったことがあるはずです。
→ただ、確かにこのまま進むと、努力が形になりにくい暗示が出ています。あなたがいた力(水)を使ってもふわふわと形になっていかない(木)ような感じです。
→状況は変わっていくものなので(木)になってから、先に行くのを待つ、というのも1つの手ではあります。
→卦の需は「待つ」という意味もありまして、ひとまず言えるのは、今は、立ち止まってゆっくり考えてみてもよい、機会を待ってもいいかもと言うことです。
→あともっと抜本的にどうにかしたいと言うときには「火」になっちゃうのもありです。これどういう意味かと言うと“尖る”ということです。“ニッチ”を狙うということです。
→なのでまとめとしては、ちょっと立ち止まってみて、他の人にはできない“ニッチ”をご自分が狙えるかどうか考えてみても良いかもです。その上で先に進むか、今からギュッと曲がってみるか決めるのでも良いかもと言うところです。
実は凶といってもこの場合そんなに悪くないのです
さて、すでにDMでご本人様にお知らせしていまして。「吉凶混合」と書かせてもらっていますが、実のところこちらの占い結果、そんなに悪くないです。
梅花心易の場合、必ず「本体」から見ます。この場合は「ご本人」です。上記占例では「ご本人」は水になっています。
五行の中の「水」としてみたときに、周りからどう影響を受けるかで、吉凶を判断するんですね。
ここで相生と相剋について少し触れます
相生と相剋という概念がありまして、図解するとこれですね。
緑の矢印が、生み出し強化する関係「相生」。
赤の矢印が、消して弱体化させる関係「相剋」です。
水は、金から相生してもらえるのでこれは大吉。水から木を見ても緑の矢印の関係なので、良いんじゃないの? と思うかもしれませんが、梅花心易の場合は、本体が何かを相生するのは凶ととらえるんですね。
力が漏れちゃうと意味合いです。
わたしは図の中で、黒い矢印は「相剋」、白い矢印は「相生」として書き込んでいますので、つまり下の図のようになります。
凶といってもこのように二種類あったりします。
なので、今回の占例に話戻りますと、大凶じゃないし、凶ではあるけれど他から害されるタイプの凶ではないのです。
(自分の力が漏れて疲れちゃう方の凶ですね)
なので、コメントの中でも「そのまま進んでみて様子を見るのも有り」と書きました。繰り返しになっちゃいますけど、他から害されるわけではないので、敢えて進むもアリだと思ったわけなのです。
大凶もわりとコンスタントに出ますので、そうじゃないということは、さほど悪くないですよということなのです。
まとめますと、進むと少し困難だけど敢えて行くのも有り。待ってじっくり考えてもよし、という結果になりました。
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